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●河井若宮八幡の獅子2007制作
本年5月24日開催予定の「ながい黒獅子まつり2025」の参加神社15社が発表された。
その中の7社の獅子頭を当工房で制作させていただいている。
その全社の獅子が参加するかどうかは不明なのだが、制作年月日を調べてみた。
几帳面に記録簿なる資料を作っていなかったのが悔やまれるのが常。
一々PCの隅々を調べなくてはならない。
ポッと出てきたのが平成19年(2007年)河井の若宮神社の獅子頭完成時の写真だった。



携帯電話に江口漆工房さんから送付されてきた写真である。
このブログに河井の獅子の新調記事をアップしたかな?と思って調べても何故か探せな
かった。
その写真はタテガミを植える前と取り付け後のもので、木地の制作時は見つかっていな
い。
モデルの獅子は神社蔵の明治18年の梅津弥兵衛の頭部が高い獅子だった。


タテガミは白馬毛でコシが有り毛穴に挿すと一段と頭部が高く見える。
馬毛は純白の太い直毛で、獅子の動きに合わせ、しなやかになびいて獅子の霊獣感を表せ
るアイテムの一つでもある。
同年、平成19年は白鷹西高玉稲荷の一対の獅子を制作していて偶然、河井の獅子頭の後に
漆の下地制作中の二頭が見える。またその左には修復前の小出白山神社所蔵の高橋小兵衛
の作の獅子も見えるので面白い。



画像 ( )
2025.05.02
(C)獅子宿燻亭10

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