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▼非常食を食べてみた。

非常食を食べてみた。/
備蓄用の非常食の試食をしてみました。
3月11日の震災の際は、スーパーもコンビニも食料品はカラッポ。
当ホテルは宿泊のお客様の他に、移動できなくなった方や、他の施設からのお客様で、一時食堂のイス・テーブルを運び出して急遽避難所の様相となりました。
食料は、緊急対応で某所より翌日には1ヶ月分が運ばれ一安心しました。
なんとかお帰りになるお客様には、ペットボトルと多少の食品をお渡しすることもできました。
あれから8ヶ月。
寒くなるとあの時の事が思い出されます。そこで非常食をいろいろ検討してみようということになりました。
家族だけなら心配はしないのですが、お客様の対応を考えると200食分の確保が必要となってきます。
今回試食したのは、アルファ化された米の変わりご飯です。おかずが少なくても食べられて、美味しく調理の簡単なもの。お客様にお渡しして移動の途中でも調理できる物。そんな難問をクリアできる非常食を早速試食です。
試食は「ひじきご飯」です。
試食品は大体茶碗2杯分が出来る内容量です。アルミの密封包装で中にはスプーンが入っています。昔の干飯(ほしい)に似た感じですが、乾燥したひじきや椎茸、コーンが入っています。*栄養を考えての内容らしい。

水を入れた場合は60分でお湯なら20分で出来るとの事。
これなら移動中でも調理できる。
*ちょうど腹が減っているのでお湯で、、、、。

袋のチャックをしっかり閉めて観察すると、袋が膨らんできます。
触ると(熱いので注意)乾燥してあるお米が膨張しているようです。
しっかり20分まって開けると

かわりご飯だ!しっかりとお米になってる、、、と感激!

食味はちょっと硬いご飯という感じです。
味も付いているので、このまま食べれます。缶詰などあれば非常時は豪華な食事になります。
当ホテルではお客様向けに緊急対応として200食の提供を目標に検討しております。




2011/12/05 21:34 (C) The Daily izumiya
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