ヤマガタンver9 > めぐみっ子の四季10

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▼めぐみっ子の四季10

めぐみっ子の四季10/
 園舎の2階から見る田んぼは見事な黄金色に変り、
澄み切った秋の空はどこまでも広がっています。
 そんな秋の一日、春に思いっきり泥遊びをした田んぼ、
みんなで田植えをした田んぼで、稲刈りのお手伝いをしました。
 園児たちは、長靴をはき、帽子をかぶり、首にタオルを巻き、
立派なお百姓さんに変身をし田んぼに向かいました。
 田んぼについた園児たちは、長井市のレインボープラン推進委員
の方のお話を聞き、「エイエイオー」の元気な掛け声とともに、
田んぼに入りました。
 お手伝いの内容は、一条刈りのコンバインから飛び出してくる
稲の束を、杭のところまで運ぶ手伝いです。
 初めは、おぼつかない手つき足どりで1把づつ運んでいた
子供たちも、時間とともに2把、3把と運ぶようになりました。
そうなると、コンバインの方が子供たちのパワーに負け小休止となります。
 そんな中、幼稚園から満3歳児・3歳児・4歳児の応援部隊も到着し、
田んぼは子供たちの元気な声に包まれました。
 最後に、1本の杭に42把を掛けるということで、
みんなで杭を囲み42を数えてお手伝いを終了しました。
 何の見返りを求めず、一生懸命汗を流しながらお手伝いをする
子供たちの姿は、秋の空気のようにとてもすがすがしく
気持ちのいいものでした。
 本園では、子供たちが生活の中でいろいろと影響を受ける地域社会・
伝統文化・生活文化を大切にした歳時記活動を保育の柱とし、
見る、触れる、食する、感じる、かかわるという直接体験を
これからも数多く取り入れていきたいと考えています。

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