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▼めぐみっ子の四季2

めぐみっ子の四季2/

 本園の位置する長井市には、国指定の天然記念物で
樹齢千二百年の久保桜があります。
毎年桜の時期になると、年長児はお弁当を持って遠足に行きます。
今年は、あいにくの曇り空で肌寒くお弁当は食べられませんでした。
 めぐみっ子は、久保桜の年齢が千二百歳と聞いてもピントは
来なかったようですが、たくさんの枝を支えている添え木を見て
大変な老木であることを感じ取ったようです。
 今年は、久保桜の雄姿を皆様にご紹介できませんが、
来年は必ず掲載をいたします。
 久保桜を見た後、長井の伝統文化である大きな黒獅子を見てきました。
黒獅子の写真を掲載しましたのでご覧ください。
 長井の獅子は黒で、獅子頭の後についている大きな幕にたくさんの
大人が入り、ムカデのように舞うのが大きな特徴です。
春から秋にかけて地域の各神社で黒獅子が勇壮に舞われます。
5月には長井黒獅子祭が行われ、町全体が賑わいます。
 めぐみっ子にとっては、黒獅子は大変身近な存在であると同時に、
怖い存在でもあります。
 お父さん・お母さんたちが、自分たちの伝統文化をめぐみっ子と
一緒に楽しみたいということで、手作りの本当に盛大なめぐみ夏祭りを
8月末に準備をしてくれます。夏祭りが近付くと、自然発生的に
めぐみっ子がたたく太鼓の音が聞こえ始め、
段ボール箱で作った獅子が練り歩くようになります。
 めぐみっ子たちは、長井の伝統文化や生活文化のなかで
たくましく育っていることを実感しありがたく思います。

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