ヤマガタンver9 > アンプ付スピーカの自作

Powered by samidare

▼アンプ付スピーカの自作

アンプ付スピーカの自作/
車載で使用している1segチューナのスピーカだが、当初はジャンクで購入したF士通のパソコン用アンプ付スピーカSPを、12segチューナと接続を変えながら使用していたが、接続変更が面倒になってきた。

またこのスピーカは12segチューナと共に助手席放置状態だった事から、助手席使用時1segチューナが使用不可であった。

そこで1segチューナ専用に小型のアンプ付スピーカを製作する事にした。

2009/01/19 23:47 (C) JR7CWK'sぶろぐ

▼アンプ付スピーカ>1号機(ARIONチューナ用)

アンプ付スピーカ>1号機(ARIONチューナ用)/
概要

AMPIC
 手持ちのNJM2073Dを1個使用し、SEPP接続のSTEREO仕様とする。

 音量調整用VRを付けようかと思ったが、1segチューナにレベル調整機能があるので固定ゲインとした。
AMPICの利得が約44dBあり、このままではチューナの出力に接続すると入力過大となるので、入力に抵抗による26dB程のアッテネータを付ける。

スピーカ
 PC内部に使用されていたと思われる8Ω1W楕円型のジャンク品。(2個で100円)

ケース
 100円ショップで入手した食品保存用ケースで、1segチューナの下に置く形で使用する。(ARIONのチューナとほぼ同サイズ)

電源
 ICの絶対最大定格電圧が15Vなので12Vでそのまま動くと思うが、安全を見て5Vの三端子レギュレータを付けた。
 (ICのマニュアルのアプリケーションによると8Ω負荷ステレオ動作での出力電力特性カーブは9Vまでであり、12V印加すると熱的に若干厳しいように思えた。)
・・・当初手持ちの都合で5Vのレギュレータを付けていたが、出力面では9Vのほうが良いと思い、2号機製作時に9Vのレギュレータに変更。

その他(現状は付けていない)
 1segチューナ電源連動のVIDEO切替機能(チューナをOFF時モニタが外部入力
)をつけようかと考えたが、現時点では付けていない。

図は回路図。
2009/01/19 23:54:cwk

▼アンプ付スピーカ>2号機(FOVUチューナ用)製作

アンプ付スピーカ>2号機(FOVUチューナ用)製作/
FOVUチューナ用に2号機を製作する事にした。

設計にあたり1号機の反省
・電圧5Vの場合、出力が不足気味(ピークパワーに余裕無し)であった。

  →出力が取れる「BTL出力回路」に変更する。
   ICが2個になるが、容量の大きい出力コンデンサが不要。
    スペース的には大差ない。
    音質面 OCLとなるので、低音特性改善が見込める。
    (SP小さいのであまり期待出来ないが。)

   電源効率でいけば、9V動作のSEPPのほうが良いかも知れない。
   (BTL回路の場合、ICが増える分消費電流UPし不利?)
    ・・・三端子レギュレータで熱になるか、AMPICで熱になるかの違い?

 →SEPP出力だった1号機の三端子レギュレータは、2号機製作時に9Vに変更する。
 (電解コンも耐圧不足だったのであわせて変更。)


2号機の概要

AMPIC
 NJM2073DでBTL出力パージョンで製作。ICは2個。
 固定ゲイン(入力のATT回路の乗数は1号機と同じ)

電源
 5V動作とする。(5V三端子は1号機より転用)

ケース
 セリアの「カードケース」を使用。
 (LCDモニタの裏に置ける薄型小型パージョン!)

スピーカ
 1号機と同じタイプの2個100円のPCのジャンク。
2009/01/20 00:09

▼アンプ付スピーカ>2号機の実装図

アンプ付スピーカ>2号機の実装図/
1号機は比較的余裕があったが、2号機は小型にする事を目指した事で、スペースが限られる。
製作に入る前に基板への実装図を作り、部品配置を検討した。
2009/01/20 00:13:cwk

▼アンプ付スピーカ>2号機の外観

アンプ付スピーカ>2号機の外観/
2号機製作後の外観である。
セリアの「カードケース」になんとか収まりました。
2009/01/20 00:16:cwk

▼アンプ付スピーカ>3号機の設計

アンプ付スピーカ>3号機の設計/
AVIC-T10の出力改善の為、3号機の設計中である。

概要

接続方法
 スピーカは外付とし、3.5φSTEREO JACK出力。
 3.5φSTEREO PLUG入力

AMPIC
 1,2号機の製作でNJM2073Dを使い切ってしまったので、NJM2073Sを使用する。
 (ICのパッケージ,ピン数が異なるので、回路図のピンNo,実装図変更必要。)
 9V動作のSEPP出力。
 例によって固定ゲインとする。(入力のアッテネータ回路の乗数は1,2号機と同じ)

図は3号機の回路図。

11/05/15追加>
※SIP(Single In Line)タイプの「NJM2073S」は製造中止でメーカーのカタログからは「とっくの昔に!」落ちています。
秋月で購入した関係でデータシートが手元に残っているのが幸い。
2009/01/20 00:29:cwk

▼アンプ付スピーカ>3号機の実装図

アンプ付スピーカ>3号機の実装図/
3号機の実装図を示す。

実際に基板に並べていないので、これでうまく並ぶかどうかは不明。
2009/01/20 00:31:cwk

▼アンプ付スピーカ>3号機>「ボリュームアンプ改」に化けそう

AVIC-T10用として3号機を製作する予定でしたが・・・
こちらは「ボリュームアンプ改」に化けそうです。(笑)

よって3号機は別な形になるかも?

追加>
「ボリュームアンプ改」は下記アドレスへ・・・
http://lavo.jp/jr7cwk/lavo.php?p=log&lid=65713#2009012301051758416
2009/01/24 03:08:cwk

▼アンプ付スピーカ>NJM2073Dの互換品

「「ボリュームアンプ」利用のアンプ付きスピーカの製作」の記事中に、TDA2822M(ST MICRO製)が、NJM2073と同等である事を紹介してあるが、その後の調査で、下記型名のICもピン互換である事がわかってきました。

D2822A(Dallas Semiconductor)
KA2209(Samsung)

帰還用抵抗に若干差があるようなので、利得低減の為に帰還回路を外付けで追加する場合は注意が必要かも知れません。
2009/03/28 01:01:cwk
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
ページTOPへ戻る