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D-GPSとは、既知の位置でのGPS測位情報との比較を行なうことで精度をアップさせる仕掛けである。

主に下記のような方法が開発・利用されている。

1.2台のレシーバを使用しうち1台を既知の場所に設置
 主に測量関係で利用

2.既知の位置情報を中波で送信する方式
 主に船舶関係で利用
http://www.kaiho.mlit.go.jp/syoukai/soshiki/toudai/dgps/index.htm

3.既知の位置情報をFM放送(多重)で送信する方式
 カーナビ用。SAと呼ばれる位置情報を拡散させる信号の挿入を米が止めた事から
 精度が向上し、サービス終了となった。
http://sociosys.mri.co.jp/ITS/member/clip2006/2006_04/060420_04.html


4.インターネットや電話回線等で情報を伝送する方式


5.SBAS(Satellite-Based Augmentation Syatem)衛星による方式
 主に航空関係


※一般のGPSレシーバ単独で利用できるのはSBASと言われる静止衛星による方式
(中波ビーコンを受信する機能を持ったレシーバもあるにはある。)


SBAS衛星
米:WAAS(Wide Area Augmentation Syatem)
欧:EGNOS(European Geostationary Navigation Overlay Service)
日:MSAS(MTSAT Satellite-based Augmentation Syatem)


参考)
神戸航空衛星センター MSAS
http://www.kasc.go.jp/mission/msas.htm

2009/01/10 01:04 (C) JR7CWK'sぶろぐ
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