▼今月展のみどころ〈3〉2012/10/10 17:17 (C) 広重美術館
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開館15周年記念展「山形・天童×広重・浮世絵」のみどころを紹介しています。
今回は“山形の風景”です。
1回目で紹介した「湯殿山道中略図」も江戸時代の山形市内の町並みを描いた作品ですが、この企画展では他にもできるだけたくさんの“山形の風景”を集めて展示しています。
写真の右の作品は、初代広重が描いた「六十余州名所図会 出羽」で、遠方に月山を望み、手前には山形の母なる川・最上川が流れています。
中央と左の作品は、二代広重が描いた鳥海山です。
そのほかに、鳥瞰図で有名な貞秀が手がけた庄内、米沢の風景。
上山から山形、寒河江を通って湯殿山までの道中を、山形在住の絵師・義川が描いた作品。
明治時代の山形市街地、済生館、蔵王高湯温泉など、山形県民にはおなじみの景色が並んでいます。
山形県民にこそ見ていただきたい企画展です。
この機会にぜひご覧ください!
開館15周年記念展
【山形・天童】×【広重・浮世絵】
10月29日(月)まで開催中!(火曜日休館)